IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

著者は、冨山和彦さんとIGPI(経営共創基盤)のメンバー方々です。

冨山さんは、東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士MBA)、司法試験合格、元・産業再生機構、BCGなどを経て、産業再生機構設立時にCOOに就任して、オムロンなどの社外取締役・監査役なんかもしたり、財務省とか文部科学省などにも顔をだしていらっしゃる聞くだけですごい経歴のお方。

なんだかすごくむずかしそうな予感w

IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)

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IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)

 

結論:すごくよかった。

 

意外や意外、すごくシンプル。

今まで感覚的に考えていたこと、自分自身の判断基準や思考パターン・分析フロー的なところがロジカルに説明されていてすごく共感した。

 

具体的には、下記の点に共感。

・数字は過去のものであり、あくまでもこれまでの経済活動の結果を示し、未来を予測・創造していくものであるということ。

・ただシンプルに、経済的に帳尻が合う構造をつくること。

・企業体の複雑さや多様さは、個々のヒトのレベルをはるかに超えているからこそ、現場を見て、それと数字を突き合わせること。この力を身につけるには経験が必要。

・顧客エコノミクスの視点、たとえばスイッチングコストの分析、インダストリー・エコノミクスの視点での分析の重要性について。

 

それにしてもこの価格でこの内容はなんかすごい得した気分。

経営に少しでも携わっている方、興味のある方は読んでおいて損はないと思います。

ongaku:music:musique

音楽は人々に何かをもたらすべきです

先日、坂本龍一氏が言っていた言葉がすごく印象に残ったのでメモ。

音楽は聴く者の中に残ることで目的を果たすと思います。

聴衆が私の曲から何か得る。

それがまさに音楽の目指すところです。

もちろん音楽家は様々な試行錯誤をします。

それだけでは「音楽」の意義としては不十分です。

音楽は人々に何かをもたらすべきです。

それが感動やひらめき・・・何であろうと聴く者に届け続けるのです。

忙:ココロヲナクス

師走のこの時期多忙を極めている方も多いように思います。

ボクもそうです。

 

「忙」という字は「心を亡くす」と書きます。

文字通りなんですが。

 

タスクが増えるにつれ、それをこなし、「処理」してしまっている自分にふと気付きます。

でも、仕事があるということが幸せなんだとも気づきました。

技術:Technologyによって日常生活や仕事などの様々なフローなどがどんどん効率化されていますし、また今後もその勢いはとまらないように思います。

技術を開発できるわけではない自分には何ができるのだろうか?

未来には何の役にも立てなくなる(仕事がない)のではないか?!

少し大げさかも知れませんが、ありえない話ではないと思います。

 

そんなことを考えているとふと思います。

技術が出来ないことはなんだろうか?

「人」にしか出来ないことはなんだろうか?

 

そんな折に気付きました。

技術をつくるのも「人」です。

「人」にしかできない「心ある:心のこもった:あたたかみのある」ことをしていきたい!

 

そんなことをふと思い、ストックしてみようと徒然とブログにしたためてみました。

我ながら駄文だw